第3回日本病院前救急救命学会総会・学術集会

(第20回日本臨床救急医学会総会・学術集会に併設)

 

日時:2017年5月28日(日)8時30分~12時30分

会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)

   会議棟701・702会議室

会長:鈴木健介 日本体育大学

テーマ: 「次世代への挑戦」~Challenge to the next generation~

参加条件:日本臨床救急医学学術集会の参加費を支払っている方であれば、入場可能

 

会長挨拶

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 この度、第3回日本病院前救急救命学会・学術集会の会長を務めさせて頂くことになりました、日本体育大学の鈴木健介です。

 20回日本臨床救急医学会総会・学術集会会長の坂本哲也先生をはじめ、病院前救急救命に関わる全ての方に心より感謝を申し上げます。

 病院前救急救命というフィールドでは、消防機関だけでなく海上保安庁や自衛隊など様々な公的機関で活躍する場が注目されてきました。

 現在では、ドクターカーや病院間搬送などの医療機関や、救急救命業務を行う民間企業など多様なフィールドで挑戦を続ける救急救命士がいます。

 今後、2020年東京オリンピックや2025年の超高齢化社会など今まで経験をしたことがない課題や問題に対して知恵を出し合い挑戦を続けていく必要があると強く感じています。

 そこで、今回のテーマは「次世代への挑戦」とさせて頂きました。様々な分野で挑戦をし続けている救急救命士や、将来挑戦をする救急救命士学生の発表を通して、次世代に向けて本学会の挑戦を明確にしていきます。 

 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 

 

【プログラム】

 

8:30-9:30 日本病院前救急救命学会総会

 

9:30-9:50 3回日本病院前救急救命学会学術集会 会長講演

     日本体育大学救急蘇生・災害医療学研究室 鈴木健介

 

9:50-11:10   ワークショップ「初めの研究~経験を根拠に~」

     大阪大学大学院医学系研究科/グローニンゲン大学医学研究所 坂庭嶺人

 

11:10-12:22一般演題

座長 弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 中川貴仁

   国士舘大学体育学部スポーツ医科学科 喜熨斗智也

 

 

1.熊本地震から学んだこと 

   熊本市消防局 西岡 和男

 

2.僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる

   鹿島地方事務組合消防本部メディカル・アドバイザー 鶴岡信

3.興行イベントにおける民間救急救命士を活用した病院前救護体制の取り組み
          国士舘大学防災・救急救助総合研究所 上杉純平

4.病院所属救急救命士が担うロジスティックスの重要性
   医療法人伯鳳会 東京曳舟病院 長橋和希

 

5.日本臨床救急医学会提言に対する DNAR の対応について
   石橋地区消防組合 北村浩一

 

6.救急隊による病院前 12 誘導心電計の活用と教育
   日本救急システム株式会社 大谷浩史

7.病院救急救命士の役割と今後の方向性

   社会医療法人緑泉会 米盛病院 古賀司

 

8.大学生における防災意識についての調査
   国士舘大学体育学部スポーツ医科学科 藤田莉乃

 

9.救急救命士学生による早期体験実習~米国シアトル救急車同乗実習の効果~

   日本体育大学保健医療学部救急医療学科 齋藤千真

 

12:22-12:30 クロージング「病院前救急救命学会の今後の挑戦」

日本病院前救急救命学会 会長 坂田武 

プログラム、演者・参加者の皆さまへのご案内
プログラム0510.pdf
PDFファイル 581.7 KB

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