救急救命士ジャーナル 4巻2号 - 2024年6月号
JPTEC 協議会 創立20周年記念企画
定価 1,650円(税込)
第4巻第2号
A4・56ページ
ISSN 2436-228X
お求めはへるす出版直販サイトにて
https://www.herusu-shuppan.co.jp/qj0402/
特集:JPTEC 協議会 創立20周年記念企画
巻頭言
外傷診療体系の一翼を担おう!/横田 順一朗
すべてはJPTECからはじまった/大友 康裕
投稿論文
COVID-19発生前の変革,ND(New Design)委員会の活動~JPTEC アップデート2016~/山崎 元靖
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生とその後の危機管理,教育コースとしてのJPTECの存在意義/須田 志優
JPTECファーストレスポンダーコースの開発と東京2020オリンピック・パラリンピックへの協力/清住 哲郎
連載
救命の鼓動~12誘導心電図(伝送)で読み解く心臓の声~【第1回】
病院前12誘導心電図の意義と現状,そして今後の展開/藤田 英雄
進取果敢~全国各地,新たな取り組みを紹介!~【第12回】
循環器救急疾患病院前救護の標準化に向けたPACCの開発/大谷 浩史,石原 嗣郎
そこが知りたい!〜職務見聞録〜 救急救命士 in Hospital【第7回】
医療法人社団Plus One 日野みんなの診療所/原 慶次
外傷病院前救護の現状 from JPTEC【第12回】
脊椎運動制限(SMR)手技が頸椎可動域に与える影響/西 大樹
いろんな救急救命士をピックアップ 救急救命士図鑑【第12回】
農家の救急救命士/江後田一也
編集委員長の救急救命士よもやま話
救急救命士の新たな団体「一般社団法人 日本救急救命士会」の誕生/喜熨斗智也
投稿論文
[総説] 救急救命士の専門性と認定制度についての検討課題––看護師における専門職化の経緯から––/福岡 範恭,他
[原著] 通信指令員の非技術的コミュニケーションスキルの評価/萱沼 実,他
学会からのお知らせ
救急活動は、傷病者を病院へ搬送する技術だけではなく、実に多様な人間模様にも適切に対応できるコミュニケーション能力が必要です。
本書は、豊富な救急現場活動を持つ消防職員の手で執筆され、救急現場で活動する消防職員のみなさんに、消防職員が自ら考える救急現場のコミュニケーションが提案されています。
交渉を有利に進める観点からの救急隊員の身なりの考察から始まり、実際の現場でありがちな出来事について、新任救急隊長と上司の会話を通じて現場ならではのコミュニケーションについて書かれています。
また、読者と双方向型の図書として、インターネットサイトにシナリオの音声をアップし、著者と読者のみなさんとの双方向の意見交換のブログも準備しました。
特設サイトは>>>こちら<<<です。
消防学校や救急救命士養成所などの初学者への入門書として,救急救命士や指導救命士らベテランの方たちには若手職員の指導教材として活用できる内容です。
一般社団法人 日本救急救命学会(監修)
発行:へるす出版
A5判 72ページ
定価 1,200円+税
ISBN978-4-86719-045-6
発行年月 2022年7月
あなたにもできる!
症例報告の作成・発表から論文投稿まで
学会で発表をしてみたい、でも何から手をつけてよいかわからない…。そんな救 急救命士のために、テーマの見つけ方をはじめ、抄録や原稿の書き方、スライド の作成、学会での発表、さらに論文投稿までを実践できるよう、救急救命士の学 会である日本救急救命学会の執筆陣が手ほどきします。
救急隊員としての救急救命士がよく経験する、「症例検討会」での発表をきっか けにして、プレゼンテーションの質を高め、研究会や学会発表というステップを 踏んでいけるよう、症例報告を中心に解説しています。
★コンパクトなA5判ながら写真や図表を多く取り入れ読みやすい!★
★実務的な部分について、経験者の目線から具体的に解説!★
★検定方法の解説などでは、そのまま代入して利用できるよう消防組織でなじみ のあるデータサンプルで提示★
★スライド作りの解説では、Before Afterで例示したり、少しのアレンジですぐ に転用できるデザイン集を掲載★
本学会はこれから研究や論文執筆に取り組みたいと考える救急救命士の方を、何 らかの形でサポートしていく学会へと進化していきます。そのための第一弾です。
ぜひ、手に取っていただいて、症例報告や研究の第一歩を踏み出すためのきっか けにしてください。
これまで、独学で取り組んでこられた方にも、きっと新しい気づきがある一冊です。
-目次-
Chapter 1 学会発表と論文投稿の勧め
Ⅰ 学会発表(症例を報告)することの意義
Ⅱ 論文投稿の目的とは
Chapter 2 症例報告から始める研究発表
Ⅰ 現場の疑問を研究上の疑問へ変える
Ⅱ 先行研究を探す
Ⅲ 研究倫理を知る
Chapter 3 症例報告の基本構成
Ⅰ タイトル
Ⅱ COI
Ⅲ 背 景
Ⅳ 目 的
Ⅴ 症 例
Ⅵ 考 察
Ⅶ 結 論
Chapter 4 必要最低限の統計学
Ⅰ 統計解析とは
Ⅱ データの形式
Ⅲ 記述統計
Ⅳ 推測統計1(仮説検定)
Ⅴ 推測統計2(回帰分析)
Ⅵ Excel で実践
Ⅶ 仮説検定とP 値の誤解
Column バイアスって何?
Chapter 5 誰もが見やすいスライドの作り方
Ⅰ 「 シンプルデザイン」とは
Ⅱ 骨子を作る
Ⅲ ベースデザインを決める
Ⅳ 配色を決める
Ⅴ シンプルデザインを考える
Ⅵ 各スライドを作る
Appendix
▼グラフの用途とデザイン
▼用途別スライドと資料の作り方
Chapter 6 学会発表に向けて
Ⅰ 学会に入会する
Ⅱ 口述発表
Appendix
▼ポスター発表
▼Web 会議システムでのセッション
Chapter 7 論文を投稿する
Ⅰ 学会発表と論文投稿の違い
Ⅱ 論文投稿先を決める
Ⅲ 査読とは
Ⅳ 論文を書くポイント
定価 1,980円(税込)
監修:一般社団法人日本救急救命学会
第1版・A5判・136ページ・並製
発行年月:2022年01月
ISBN 978-4-86719-032-6
本誌は、救急救命士が医療従事者としての地位を確立すると同時に、自身が医療従事者の一人としての自覚を持ち自律するために、救急救命士自らが中心となり作り上げていく雑誌です。救急救命士自身の活動に関する根拠を集積し、救急救命士の学問を確立していくための特集や連載、そして投稿論文を掲載しています。
定価 1,650円(税込)A4版 48ページ
年4回発行(3,6,9,12月)
ISSN 2436-228X
一般の書店でのお取り扱いはございません。
へるす出版直販サイトにてお求めいただけます。
学会員の皆様には特典として無料送付いたします。