第9回日本救急救命学会学術集会は終了しました。
第9回日本救急救命学会学術集会は、対面開催及びWeb併用によるハイブリッド開催といたしました。皆様のおかげで、参加者は160名を超え、盛会裏に終了いたしました。
ご参加いただきました皆様、ご協賛及びご出展企業の皆様には、心より御礼申し上げます。
第9回日本救急救命学会学術集会
大会長 中 川 貴 仁
協賛企業様
第9回日本救急救命学会学術集会に関する全てのお問い合わせは、下記連絡先までお願いします。
※大学への直接の連絡はお控えください。
【お問い合わせ先】
第9回日本救急救命学会・学術集会
事務局長 鳴海 圭佑
E-mail:narumik@jyoto-gakuen.ac.jp
※恐縮ですがお振込み手数料をご負担願います。
第9回日本救急救命学会学術集会 プログラム
(LIVE 配信・対面)
■9:00 〜 9:15 (15) 会長講演
演者:第9 回日本救急救命学会 会長 中川貴仁(弘前医療福祉大学短期大学部)
座長:日本救急救命学会
理事長 竹田 豊
■9:15 〜 10:15 (60) 教育講演
テーマ:「21 世紀に輝く救急救命士 その臨床・教育・研究の方向性 」
演者:田中秀治 国士舘大学大学院救急システム研究科長
◆会場設営 10:15 〜 10:30 (15)
■10:30 〜 12:00 (90) パネルディスカッション ①
(救急救命士の教育)
テーマ:「救急救命士に必要な教育とは」
◆昼休憩 12:00 〜 13:00 (60)
■13:00 〜 14:20 (80) 一般演題 1(救急救命士の臨床)
◆休憩 14:20 〜 14:30 (10)
■14:30 〜 15:50 (80)一般演題 2 (救急救命士の臨床)
◆休憩 15:50 〜 16:00 (10)
■16:00 〜 17:30 90 パネルディスカッション ② (救急救命士の研究
テーマ:「救急救命士に必要な研究とは」
■17:40 閉会
大会名:第9回日本救急救命学会学術集会
会長名:中川 貴仁(弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科 准教授)
日 時:2023年10月28日(土) 9:00-17:00(予定)
会 場:青森県弘前市扇町二丁目5 弘前医療福祉大学4号館
テーマ:『救急救命士の「臨床」「教育」「研究」を考える』
~変革の時代に備えるために~
開 催:ハイブリッド開催(対面・ウェブ)
演題募集期間 2023/6/1(木)〜6/30(金)
演題募集を締め切りました。7/18(火)
参加登録期間
①事前登録期間:2023/9/1(金)-10/20(金)
②通常登録期間:2023/10/21(土)-10/28(土)
学会参加費
①事前登録:会員3,000円 非会員5,000円 学生無料
②通常登録:会員5,000円 非会員7,000円 学生1,000円
※学生:学生を本業とする(職業を持たない)学生が対象で、社会人学生・大学院生は除く。
会長挨拶
この度、第9回日本救急救命学会学術集会を2023(令和5)年10月28日に青森県弘前市で開催できることを大変嬉しく思っております。
東北地域での開催は2016(平成28)年第2回大会を福島県郡山市で開催して以来となります。9回目を迎える本学術集会ですが、その始まりは症例検討会からであり、その参加者も10数名であったと記憶しております。その後は、日本臨床救急医学会学術集会開催に併せまして、同会場の一部をお借りしての開催であり、今や定着した学術集会単独開催へと少しずつ少しずつ進んできたところであります。
第9回学術集会のメインテーマを『救急救命士の「臨床」「教育」「研究」を考える~変革の時代に備えるために~』としました。刻一刻と社会情勢が変化している現在において、コロナ禍による医療の在り方も大きく変化しています。2021(令和3)年10月に救急救命士法が改正され、救急救命士にも求められる分野がより高度専門化されていくと考えられます。このような変革の時代に「救急救命士の学問」構築の根幹となる3本柱である「臨床」「教育」「研究」について、各分野で活躍する学会員の皆様をお迎えして学術集会の場で議論したいと思います。
コロナ禍の影響で、幸か不幸か「web開催」「ハイブリット開催」という方法を手に入れることができたことにより多くのメリットを享受してきた我々でありますが、デメリットも痛感しております。モニター越しで会っていた救急救命士仲間と以前のように対面で語り合う場が失われたことであります。画像も音声も精度が高く何ら不自由はありませんが、相手の話す言葉や仕草に秘められた想いや空気感までは伝わることは難しいでしょう。今回の学術集会は大都市圏での開催ではありません。どうか、「青森県は遠いからweb参加だな」とは言わずに是非ともお越しください。10月の青森県は今シーズンのりんご各品種が出荷される時期でもあります。また、少し足を延ばせば十和田湖や奥入瀬渓流の紅葉が待っております。学術もお仲間との再会も観光も実り多いものとなりますよう最善を尽くす所存です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
「第9回日本救急救命学会学術集会」の発表演題を募集します。(演題募集は締め切りました。7月18日(火))
①登録資格
筆頭者は日本救急救命学会会員に限ります。(※ただし、学生に限り会員でなくとも登録可能)
②応募期間
令和5年6月1日から6月30日まで
演題募集を締め切りました。7/18(火)
③抄録
1.標題 50文字以内
2.抄録本文 文字数は全角文字で500文字以内、図表がある場合は340文字とします。
※締切日まで内容は修正いただけます(メールアドレスの入力が必要です)。
④募集する演題の分野について
今回は病院前救急救命にかかわる事柄について学術的な内容を広く募集いたします。
⑤演題の採用、発表形式
公序良俗に反するものは採用いたしません。
演題の採否は、実行委員会で決定いたします。
採否等の理由については、説明いたしかねますので予めご了解願います。
発表形式はプレゼンテーションソフトなどを用いたオンラインでの口述発表とします。
⑥発表内容について
発表の様子をオンデマンドにより配信する予定ですので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
⑦本会場参加のためにはWEB会議システム(ZOOM)へ参加できる環境が必要です。あらかじめご了承ください。
2024年(令和6年)
第10回日本救急救命学会学術集会 開催のお知らせ
会長名:竹田 豊(企業警備保障株式会社,元出雲市消防本部)
テーマ:『救急救命現場の「コミュニケーション」を考える』~伝承,そして,発展~
会 場:島根大学医学部臨床講義棟(島根県出雲市塩冶町 89‒1)
日 時:2024 年 10 月 19 日(土)10:00~18:00(予定)
開 催:ハイブリッド開催(対面/Web)
このたび,第 10 回日本救急救命学会学術集会を出雲において開催できることをたいへん嬉しく思っております。旧 暦の 10 月は全国的には神無月ですが,ここ出雲には全国八百万(やおよろず)の神々がお集まりになり,すべてのも の・こと・人との縁を結ぶ話し合いが行われることから「神在月」といわれています。また,出雲大社の主祭神だいこ く様(大国主大神)は,傷ついた兎に治療をした日本神話「因幡の白うさぎ」でも有名ですが,このことから日本の医 療の神,医薬の祖ともいわれています。その出雲において日本救急救命学会学術集会が開催されることは,非常に意義 深いと感じております。
第 10 回学術集会のメインテーマを『救急救命現場の「コミュニケーション」を考える』~伝承,そして,発展~と しました。救急救命士制度が始まり 32 年。それぞれが傷病者と,ほかの医療従事者と,そして同僚とコミュニケーショ ンをとるなかで取得したスキルを整理し,救急救命士のコミュニケーション学として構築,そして教育につなげなけれ ばなりません。また,救急現場と医療機関とのコミュニケーション(情報伝達)も,口頭のみの伝達から始まり,観察 カード(シート,搬送表など)というペーパーのツールへ,そして ICT(information and communication technology, 情報通信技術)を活用したコミュニケーション・ツールに発展をしようとしています。 コロナ禍においては,一般社会でもコミュニケーションが大きく阻害されてきました。現在,アフターコロナに向か い社会が動き出しています。出雲の地において,これまで Web 上の画像や音声だけでは伝わらなかった,お互いの救急 救命に対する熱い気持ちを共有しようではありませんか。
島根県は遠方ではありますが,10 月は神在月,縁結びのシーズンです。学術集会参加者の皆様に良縁が訪れますよ う,また,新たな救急救命の息吹が吹きますよう最善を尽くす所存です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。